Fabriano's Art of Watermarked Paper, the dossier presented to the CNIU

20 March 2020

ファブリアーノ、2020年3月19日 − ファブリアーノの透かし紙工芸技術のユネスコ無形文化遺産代表一覧登録支持に140通を超える推薦状とファブリアーノ市内外からの2000名の署名

昨日3月18日、カリファック財団、ファブリアーノ市、フェドリゴーニ・ファブリアーノ財団の支援、および、この分野に詳しいビア有限会社のコンサルティングのもと、ピア・ウニヴェルシタ・デイ・カルタイ(ピア製紙大学)の承認によって、ユネスコイタリア事務局に提案書類が提出された。この由緒ある「伝統工芸」を2021年のイタリアの公式候補とするかいなか、このイタリア事務局が提案書類を審査し、決定を行う。これは、ファブリアーノのこの「伝統工芸技術」を知ってもらう重要な機会となる。候補の決定は数ヶ月内に行われる予定だ。

「コロナウィルスによる非常事態によって私たちの地域にも厳しい試練がもたらされていますが、すべての関係各位の協力によって作成した充実した提案書類を、期日内に提出することができました」と、ファブリアーノのピア製紙大学は述べる。「このユネスコ無形文化遺産への立候補に、マルケ州全体の人々が関心を持ってくれたことをとても嬉しく思っています」
数字が、この言葉を物語っている。去年の12月に市民に向けてこの立候補に関する公式発表が行われてからたったの3ヶ月で、多くの支持を得ることができた。「多くの方々が自分にも直接関係のあることだと感じてくれました。この立候補を支持するファブリアーノ市内外からの2000名の個人署名が急速に集まったことが、それを証明しています。この動きに自ら貢献してくれた地域のすべての企業や文化協会に感謝します」。個人署名の中には、エンリコ・レッタ、マウリツィオ・ルーピ、そしてフランチェスコ・メルローニらのものもある。

提出者チームの元には、140通の推薦状も集まった。イタリア産業総連盟のヴィンチェンツォ・ボッチャ会長の推薦状をはじめ、大小様々な分野の連盟や、最古の透かし紙の作例のひとつを所蔵するボローニャ国立古文書館、大学や大学教員、法人や地方自治体、文化およびそれ以外の協会団体、国内外の芸術家などが名を連ねる。「ここ数週間の世界的規模の非常事態によって滞りもありました。数ヶ月のうちにさらなる重要な推薦状とともにより充実した提案書類も提出できると思います」
この取り組みはこれで終わりではない。「ユネスコのイタリア事務局による決定の前にはさらなるステップがあります。この状況が収束し安全に行えるめどが立ち次第、透かし紙伝統工芸のユネスコ無形文化遺産代表一覧への立候補の後押しとして、ユネスコイタリア事務局関係者同席のもと、ファブリアーノで大きなイベントを開催したいと思っています」とピア製紙大学は締めくくった。

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